亜人 AJIN


虚淵玄
代表作: 『魔法少女まどか☆マギカ』 『PSYCHO-PASS サイコパス』
活劇を駆動させるのは魅力的な悪役であると、そう改めて痛感させられるほどに佐藤というキャラは強烈で印象的でした。
ビジュアルにおいてはむしろモブかと見紛う没個性、むしろ人畜無害を形にしたかのような記号の塊であるところが、彼の危険性に拍車をかけています。
背景に擬態して佇む肉食昆虫の如きおぞましさ。
久々に画面に目を釘付けにさせてくれるスリリングなキャラと出会えました。
漫画家 奥浩哉
代表作:「GANTZ」 「いぬやしき」
実写映画のような演出とスピーディーなアクション、死なないというギミックを使った頭脳戦が面白い!
小説家 冲方丁
代表作:「天地明察」「マルドゥック・スクランブル」
二転三転する展開と、主人公達のドラマが見所だ。
「不死」という困難なテーマをエンタメにし続けた手腕は見事。
死なない肉体での闘争、頭脳戦、「幽霊」同士の激突、それら全てを巧みに組み合わせたアクションが素晴らしい。
アニメーション監督 塩谷直義
代表作:「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ監督
『戦いの果てに何を求め、どこに辿り着くのか?』物語の最も普遍的なテーマの一つが今作にも意欲的に描かれています。
人の狂気が世界を吞み込む時、各々が決断し、生き残りを賭けた最後の闘いに挑む勇姿…
それは…カッコイイの一言です‼︎ 是非とも映画館でご覧ください‼︎
アニメ演出家・監督 津田尚克
代表作:「ジョジョの奇妙な冒険」
第二弾に引き続き、最終章の今作でも炸裂する佐藤の狂った価値観と信念に圧倒され、長く彷徨った永井少年の、戦いの果てに辿り着く答えに心震えた。
感情だとか暴力だとか、一言で片付けられないハンマーを振り下ろされる。
日常が揺らいでしまう怖さに、映画でよかったと心底思わされた。
まさに衝戟を味わわせてくれる極上のエンターテイメントに仕上がっている。
これは、「劇場」で「体験」することに「価値」があるタイトルであると明記します。
長井龍雪
代表作:「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」
漫画原作における2Dと3Dとのアプローチの違いを見せつけられた思いです。
3Dの特性を生かしたクールでスタイリッシュなアクション、世界観。
実写でも2Dアニメーションでもない、3Dならではの表現力、魅力が溢れていました。
一原作ファンとしても、亜人という作品の映像化の一つの完成形だと思います!

それにしても、佐藤さんほんとカッコイイ・・・・・・
スクウェア・エニックス 野末武志 ​
代表作:「キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV」
『亜人 -衝戟-』を鑑賞しました。
タイトル通り、スピーディーで緊迫感のある構成に、前2部未見にも関わらずグイグイ引き込まれました!
CGとアニメの緻密に融合されたハイブリッドな表現が、目と脳に新しい刺激を与え、
永井や佐藤の個性的なキャラクターに魅せられる、全く新しいエンターテイメント作品でした!未見の方は是非!
映画監督 樋口真嗣
代表作:『シン・ゴジラ』『進撃の巨人』
もう、相変わらずスゴイです。
スッゴクさり気なく、必要なことだけを確実に掘り進んで誰にも追いつけない境地にたどり着いてます。
すごくシステマチックなのにエモーショナル。実にクールです。クレバーです。
瀬下監督!この勢いで来年はアニメ版の『アレ』でしょ!タマラナイですよね!
※五十音順
© 桜井画門・講談社/亜人管理委員会